デザインの余白

グラフィックデザイナーのひとりごと。デザインのこと、京都のこと、そして気になること。

書籍

真夜中の事務所でやること

夜中にふと、自分で完成させたはずのデザインを見直してしまう時がある。我ながら良くできたと思う時ほど、何度も見直ししまう。そして、ふと本棚に目が止まる。本と目が合うと言うのも変な表現だけれど、そんなことがある。「私を見て」と呼ばれたような気…

祇園祭 花傘巡行が猛暑で中止されたということで、ちょっと遡ってみた。

祇園祭の後祭「花傘巡行」が中止になったということで、調べると869年(貞観11年)に始まったとされる「祇園祭」は、今年で1149年も続いています。その長い歴史のなかで、祭(巡行)が中止になったのは実は数えるほどしかありません。◯1962年(四条通の地下…

HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由

なんだか自分が何となく考えていることや、モヤモヤしていたりすることを、スッとすくってくれるような言葉に出会うことがあります。そして、まさに今のタイミングで出会う「本」というのがあります。僕はタイトルやジャケットで本を買うことが多いのですが…

本屋さんの話

元日の雪にはちょっと驚きました。京都市内で20cm以上積もるのは60年ぶりとのこと。僕も雪かきを初体験しましたwさて、今日の京都は雨。去年から持ち越した案件を、シコシコと今やかなりスピードの落ちたiMacでイライラしながらデザインしていたとき。。「こ…

マルシーとマルアールの違いを知ってる?

よく見かける「マルシー」や「マルアール」。ロゴタイプやシンボルマークなどについてるけれど、この違いを知らないデザイナーも意外に多いみたいです。ロゴやシンボルマーク、商品名や商品ロゴを依頼される際にもよく聞かれるので、簡単にまとめておきます…

夏休みの宿題。河北秀也とレイモンド・ローウィ 〜口紅から機関車、いいちこまで〜

すごく銀色。。銀色と言えば、僕は「アサヒスーパードライ」が好物です。ほぼ毎日飲んでるのに、いまだにアサヒからは表彰される気配はないw さて、写真の本。『河北秀也のデザイン原論』河北秀也著(新曜社)と『口紅から機関車まで』レイモンド・ローウィ…

五冊目の著書(最新型 ScanSnapSV600について初めて書かれた書籍らしい)

と言っても、僕が書いた訳ではなくて、友人の田村憲孝氏が書籍を執筆したということで、少しご紹介。『ScanSnap Perfect GuideBook』なる本。タイトルの通り「最新型 ScanSnapSV600について初めて書かれた書籍」とのことで、田村氏の五冊目の著書と言うこと…

デザインの余白

「ロットリングと三角定規」から「デザインの余白」へ、年明けとともにこのブログのタイトルを変えました。僕は「細部にこそ神は宿る」という言葉の通り、ディテールに拘ります。そして、細部への拘り(配慮や計算と言い換えても良いかも知れません)と同じ…