僕は、生まれも育ちも京都の伏見稲荷です。
京都市内で6回引っ越しをしていますが、そのうち3回は伏見稲荷エリア内です。なので小さな頃は毎日「伏見稲荷大社」の境内で遊んでいました。(前にも書いたかな?)当時は今ほど観光客も多くなくて、世界中から人がお詣りに来るなんて想像もできませんでした。お産婆池で魚をつったり、亀を捕まえたり、稲荷山でカブトムシやクワガタを捕る長閑な毎日でした。
で、そんな地元 伏見稲荷には昔ながらの良いお店がたくさんあるんですが、僕が稲荷の実家に帰る時でタイミングが合えばか必ず行くのがこのお店。「道八」さん。まずはお稲荷さん(伏見稲荷大社)にお詣りをしてから実家に向かうのですが、丁度お稲荷さんと実家の中間に道八さんはあります。
僕が小さな頃からもう40年以上通っているんですが、いまだに変わらず優しい味を守ってくれています。現在の店主は弟の幼なじみでもあり、そういう意味でも安心感がありここ落ち着くお店です。
そして伏見稲荷愛が強い僕は「伏見稲荷大社」に行きたいとか、行くんだとかいう人が居ると、聞かれてもいないのに近辺の美味しいお店情報や行っておいて欲しいスポットをメールで送ったりすることがあります。もちろんダントツのおすすめは「道八」さんですが(笑
実際にお稲荷さんにお詣りして、そして「道八」さんに行ってくれる方が割りと居てくださりとても有難いのですが、ひとつだけ僕としては不本意なことがります。それは皆さんが、ほとんど同じことを仰るからです。
「うどんがのびてる」
と。。
いやいやいやいや〜、のびてるのではありません。
道八のうどんは、柔らかいんです!のびてるものと食感も味も違います!
そして、あの柔らかいのが良いんです!
特に関東方面の方は「うどん」と聞くと「さぬきうどん」のようなコシの強いものを想像されているようなのですが、まったくの別物です。「さぬきうどん」も美味しいんだけど!
と声大にして言いたいのです。
優しくしっかりとしたお出汁の味、甘く炊いた三角の少し肉厚なおあげさん、色鮮やかな刻みネギ。このシンプルにして無駄のない完璧なデザイン!
朱塗りのテーブルに陶器の丼が映えます。そして店内にさり気なくディスプレイされた伏見人形など、落ち着く空間に癒やされます。若干テーブルと椅子の間が狭いのですが...
ふわふわの「玉子丼」とこの「きつねうどん」が僕の中で人気No.1の組み合わせですが、甘辛く炊いたネギと牛肉に山椒が振られた(デフォルト)「肉丼」も捨てがたいし、うどん屋さん独特の「中華そば」と具が選べる「おにぎり」の組み合わせも良い。寒い時は「なべやきうどん」も最高だし、たまに無性に食べたくなる「にしんそば」。そして、きなこ満載の上に黒蜜をたっぷり掛ける「わらび餅」はマストです。
ね。食べたくなって来たでしょ?w
ということで、伏見稲荷大社にお詣りの際は、ぜひ「道八」さんへおこしやす〜!
中学の後輩になるという倖田來未さんもちょくちょく来てるようですので、運が良ければ会えるかも知れません。僕は会ったことありませんが。。
そして、この「こんこんさん」が僕は大好きです。キリリとしてて男前でしょ?また『いなり、こんこん、恋いろは。』の続編とかやってくれないかなぁ〜。。
名代 わらび餅。これにたっぷりの黒蜜をかけていただけいます。
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