デザインの余白

グラフィックデザイナーのひとりごと。デザインのこと、京都のこと、そして気になること。

謝罪と成功する秘訣、そして眠れない夜

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今週末から来週にかけて、60年に一度の寒波が押し寄せるとのことです。「今年はなんだか暖かいね〜」などと正月休みには呑気なことを言ってましたが、この数日は死ぬかと思うほど寒いです。(京都人の感覚としてですよ)

お陰でレッグウォーマーと腰のヒートサポーター(ミズノ ブレスサーモ)を買ってしまいました。これが暖かい!なぜ今まで装着してこなかったのかと思うほど。(単に年を取ったからで、若い時は寒さをものともしてなかっただけです。。)


ということで、寒いといえば少し前から気になっていることこがあります。

謝罪。

最近もSMAPベッキーさんが謝罪されてましたし、政治家や企業のトップなどがする謝罪会見というのをテレビなどでちょくちょく目にします。そして、その謝罪やその関連記事やネットで流れるあれこれを見るにつけ、モヤモヤ感がつのるばかりで一向にスッキリとしません。普通は、会見をして謝罪または釈明すれば、「そういうことだったんだな...」などと少しは納得できるものですが、それがない。。

以下、最近の傾向。

1)誰に謝っているのか分かりにくい
2)誰が謝っているのか分かりにくい
3)なぜ謝っているのか分からない
4)どう対処していくのか分からない

ということで、本来なら原因を説明して、反省・謝罪して、対処・改善するということを表明するのが謝罪会見のはずですが、そのどれもが満たされないで「謝罪会見をした」という事実だけが残ります。そして、おそらくテレビの前にいるある特定の人に向けて謝罪しているんだろうことが薄々感じ取れるわけで、それなら会見などせずに直接その本人に謝れば良いのにと思ったりもします。または直接謝るべき人に謝らずに、有耶無耶にしたいがために謝罪会見をしていると受け取れるものもあります。

心がこもってないという感じが見て取れて、謝罪している本人たちも納得してないんだろうなぁと、なんだか寒い気持ちになってしまいます。


と、人のことは見えるし、こうして好きなことが言えるんですが、自分のこととなると急に見えなくなるのも人間の不思議なところです。「100%ヒットさせるマーケティングの達人」や「必ず成功させるコンサルタント」などをよく目にしますが、絶対に成功するビジネスや100%儲かるなんとかを教えてくれる大変素晴らしい方いらっしゃるんだとは思うのですが、なぜその方はご自分でそれらを実践して成功したり儲けたりしないんでしょうか?もう成功しすぎて、人様に教えようとマザーテレサのような慈愛の境地になっておられるのだろうか、競合する人間が増えるだけなのに… などと考えると、「春日三球・照代」師匠のように眠れなくなってしまう今日此の頃です。


おっと、来週プレゼンテーションする案件を仕上げなければ!
誰か「100%プレゼンが成功する秘訣」みたいなのを教えてくれませんか?(笑


 
※トップの写真は、三球・照代師匠にちなんで地下鉄のホームです。分かるかなぁ〜w


(ミズノ)Mizuno ブレスサーモ ふくらはぎ+足首(2枚) 19SP598 09 ブラック F

(ミズノ)Mizuno ブレスサーモ ふくらはぎ+足首(2枚) 19SP598 09 ブラック F

 

 

 

(ミズノ)Mizuno ブレスサーモ 腰用サポーター (1枚) [UNISEX] 19SP391 09 ブラック F

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