デザインの余白

グラフィックデザイナーのひとりごと。デザインのこと、京都のこと、そして気になること。

三角定規を見て思う(ほとんど関係ないんだけどw)

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果物や野菜みたいに、そのままでも美味しいものに少し何かを足したり、手を加えたりすると、さらに美味しくなったり味が引き立つ。それと同じように美味しいポイント(そのものの良さ)を知って、何をすべきか情報整理してアイデアを出す。そして色んなことを想像する。決して余計なことはしない。


そんなのが僕のデザイン、仕事なんだなと。。


だから美味しくないものを美味しいなんて言えないし、そういうのをデザインのチカラでなんとかするくらいなら、まずは美味しいものをつくる努力から始めましょうよと言いたいのです。



今はあまり活躍しなくなった、三角定規くんを見ながら思うのです。
普遍的なものって良いなぁと。







因みに、この写真の三角定規は僕がデザイナーになって初めて自分で買ったものです。なので、もう25年以上のお付き合い。今でも現役です。

見えますか?

「いづみや」って書いてあります。今は「Too.」になっているのですが、当時も今もこの三角定規に優るものはないと僕は思います。重さ、硬さ、厚みなど絶妙なのです。これはロットリング用にメンディングテープを貼って、定規が紙から少し浮くようにしています。なぜかが分かる人は、版下世代の方ですねw

 

ステッドラー レイアウト用方眼三角定規  966 30 30cm