デザインの余白

グラフィックデザイナーのひとりごと。デザインのこと、京都のこと、そして気になること。

DANGAN de PARIS アートなパリ 5日間弾丸の旅


2014年もあと3日。

来年にまたがる仕事や来年早々に提案しなければならない案件などはあるものの、一応今年の業務に区切りをつけました。

今年もたくさんの方々にお世話になりました。
ありがとうございます

来年もよろしくお願いいたします。




弾丸パリ旅行

ということで、今年密かに仕事の隙をついて行ってきたパリについて少し。。


海外はイタリアとドイツがほとんどで、実は今回が「初めてのパリ」。
トランジットでシャルル・ド・ゴール空港に降り立つことはあっても、パリ市内を歩くのは初めてでした。

聞いていたスリに遭うこともなく、特に不便もトラブルもなく快適な旅で、夜は歩かない方が良いと聞いていたエリアでも、夜中に関わらず日本とそれほど変わらずウロウロできました。昔からどの国に行っても道を聞かれたり、話しかけられるので、みな現地人と思っているのかも知れません。(完璧な東洋人の容姿なのですがw)

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今回は初めてで時間も限られていたので、以下の2点に絞りました。


A)ルーブル美術館オルセー美術館だけはゆっくり見たい
B)有名な観光スポットをこの目で見たい


で、Aについては...
1 ルーブル美術館(7時間滞在)
2 オルセー美術館(4時間滞在)
3 オランジェリー美術館(3時間滞在)
4 ピカソ美術館(リニューアルのため見学できず)
5 ロダン美術館(2時間滞在)


Bについては...
1 シャイオ宮〜エッフェル塔(夜のイルミが良かった)
2 凱旋門シャンゼリゼ通り(カフェが異常に高いw)
3 ノートルダム寺院(屋上へ上がるのに3時間待ちで断念)
4 ポンヌフの橋(川沿いの古本市がなかなか)
5 モンマルトルの丘(パフォーマーが面白い)
6 ムーランルージュ(一度は見た方が良いかな)
7 アメリのカフェ(ミーハーですいません)

など寄り道しながら、駆け足で回りました。かなり歩き大凡の位置関係は把握したので、次はもっと細かなところを見て回りたいなぁと思いながら、仕事で行けるよう画策していますw

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京都と同じにおい、そしてごっつい。

街の大きさや雰囲気から、やっぱり「なんとなく京都に似ている」と感じたし、僕の数少ない海外経験の中でも、パリに住んでみたいと思いました。そして、やっぱり建築物の大きさと造形には圧倒されました。


ヨーロッパの魅力的なところの一つですね。
ただどれも宗教的であるため、お腹いっぱいになる感じは否めませんが、美しくて豪華、そして陰影を上手く使っているなぁと思います。見る人が思わずひれ伏すというか、偉大な力(神や権力者)を感じる造りになっていますね。

また京都の町家の中に突然ある地中海風パステルカラーの家みたいな、違和感のある町並みではなく、すべてが統一された景色はやはり良いなぁと思うのです。


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これに助けられました

少し長くなったので、観光地や美術館、作品についての感想なんかは省略しますが、今回非常に役立ったのが“PARIS MUSEUM PASS”。パリ市内と郊外約60か所の美術館、史跡などがフリーになるパスで、ネットから日本で購入することができます。これ便利です。

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ルーブルなどの有名なスポットは、どこでも入場券を買うのに大行列なんですが、これを持っているとチケット購入には並ばずに、入場口にダイレクトに並ぶことができます(笑

結局並ぶんですが、チケット購入の方が時間かかるので精神的にはかなり楽になります。特にルーブル美術館で大活躍だったのですが、ルーブルには入り口が3つ(展示塔が3つ=3エリアある)あり、それぞれゲートがあります。どこから入っても中は繋がっているので、すべて見て回ることができます。しかし、中が繋がっているとは言え、とんでもなく広く、幾層にもなっているため現在位置も分からなくなって迷うのです。(僕はエジプトエリアで、ミイラのように1時間彷徨いましたw)

そこで、1エリアを見る毎にセンターホールに戻り、また別の入口から入る方式だと比較的迷わずスムースに見て回る事ができます。ただ、再入場の度に料金を支払わねばなりませんので、このフリーパスはとても役立ちます。

エッフェル塔や凱旋門に登るときにも使えるのでかなり便利ですが、2Day Pass(3日間もあったかな?)なので、回る数によっては金額的には微妙かも知れません。ま、行列に並ぶという精神的苦痛を解消するコストと思えば、僕は大満足の金額です。


ということで、来年は仕事でパリに行きます。


 

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