今朝、少し感動しました。
トイレの中で。
本を読んでいて、その内容に感動したとかではなく。。
「芯」に感動しました。
いや、正確には
「トイレットペーパーの紙の最後が芯から“はらり”と美しく取れた」
ことに衝撃を覚えたのです。
トイレットペーパーの最後(最終部分)に立ち会うことは偶にあるけれど、それでも毎回ではなく、いつの間にかひっそりと新しいものに替わっていたりすることがほとんど。。
でも偶に立ち会うことになる「トイレットペーパーの最後」は、僕の知る限り非常に醜いものだった。厚紙で出来た少し固い芯に、それこそ未練たっぷりでしがみつくように張り付くトイレットペーパー。
最後の一枚を取ろうとすると、ビリビリに千切れ、とてもお尻を拭けるような状態ではない。。仕方なく手に取ったそのビリビリの紙を便器に投入するときの虚しさ。
しかし、今日出会った「トイレットペーパーの最後」は実に潔く、まさに「はらり」とその時がスローモーションに見えるほど、ある種優雅な解け方をしたのである。
そして、最後に一片の欠片(紙片)もない、美しい芯だけが残ったのであるw
こういうところまで設計、デザインすることが大切なのだと思うのでした。