デザインの余白

グラフィックデザイナーのひとりごと。デザインのこと、京都のこと、そして気になること。

パクチー、ナンプラー、ココナッツ。時々スコール その2

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さて、バンコクのお話のつづき。
前回は、関空からバンコクスワンナプーム国際空港へ着くまでで、結局人が多いってことと、WiFiが便利という話でした。

前回の話はこちらをご覧ください。今回は少しデザイナーっぽい視点も盛り込めればと思ったりしております。

gridgraphic.hatenablog.com

 

ということで、今回のバンコク行きには目的が2つありました。ひとつは現地で法人を興された知り合いの会社を尋ねること。二つ目は、家具の製造工場を視察すること。三つ目は、アユタヤで象に乗ること。。前の二つは仕事ですが、最後のは観光ですw
もうタイ・バンコクと聞いて「アユタヤ」と「象」しか思い浮かばなかったのは内緒です。。


f:id:gridGraphic:20150701130724j:plain三階まで直通のエスカレーター。日本よりも1.5倍ほどのスピードが出てて、最初は転けそうになりましたw ちなみに、外気温36度、室内気温23度。このギャップでヤラれます。



昭和と未来が混在するような街

今回宿泊していたウェスティン・グランデ・スクンビットバンコクは、タイの首都バンコクにある「デット地区」「サイアム・ラチャダムリ地区」「ラマ9世・ペッブリー地区」「スクンビット地区」「パッポン・シーロム地区」「リバーサイド地区」の中の東端のスクンビット地区のほぼ中心、バンコク高架鉄道スカイトレインBTSアソーク駅」の真下にある便利な場所でした。ここから最初の目的である知り合いの会社までは二駅という近さでしたが、予約した時はそんなことは知らなかったのは内緒です。(下調べしとけよという話もありますが...)

ホテルから徒歩3分圏内でなんでも揃ってしまう便利さなので、京都で言うと「四条烏丸」みたいなところなのか?などと、なんでもとりあえずは自分の知っているところやモノに置換する癖のお陰で、見るものすべてを既に知っているような気分になっていました。

バンコクは大都会で、超近代的な建造物があるかと思いきや、その入り口には屋台がひしめいてたり、裏にはバラックが並んでたり、山のような荷物を積んだ自転車だとか、兎に角カオスな雰囲気が満載。現代の日本にはない、アジアンな雰囲気を満喫できました。

でも、屋台で食べる勇気はまだありませんでした。。至る所に屋台があり、ビジュアル的にはとても美味しそうなのですが、匂いと屋台で使われている水を見るともうダメで.... また屋台デビューすることがあれば、報告したいと思います。

f:id:gridGraphic:20150701132044j:plainGEのビル。日本で言うと丸の内でしょうか。高層ビルが立ち並び、ビルに入るにはパスポートを提示するなど、セキュリティも万全ですが、それだけしないと危ないということでもあります。

f:id:gridGraphic:20150701132126j:plain野犬がいたるところに。「狂犬病になるので、噛まれないように」のアナウンスを聞いていたので、最初はかなりビビリましたw

f:id:gridGraphic:20150701132146j:plain脳を破壊する勢いの音を鳴らしてやってくる移動飲食店。このアナウンスの声がしばらく耳から離れませんでした...



ガンダム、ワンピース、ドラゴンボール、そしてドラえもんとアラレちゃん

ホテルの隣にある飲食店からアパレル、映画館までが集まるオサレなビル「ターミナル21」で、ガンダムのプラモデルが大量にディスプレイされてたのを発見。日本でも買えるのになぜか引き寄せられてしまいました。そこにはワンピースや聖闘士星矢なんかのフィギュアも大量に飾られていましたが、やはり日本のアニメはタイでも大人気。ドラえもんやアラレちゃんなどのステッカーや人形を車に飾るのが流行りのようでした。

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僕達がチャーターしたワゴン車(タイではレンタカーを借りる際に運転手も付いてる場合がある)は、内装キンキラのディスコ仕様でミラーボールまでついてて、なんだかバブリー気分になるんですが、外装はアラレちゃん一色という不思議さ。(写真撮るの忘れました)そして、座り心地は今ひとつ(笑



ジャケットはホテルのクローゼットに置き去り

僕は一年のうち、ほとんどTシャツをベースとしたコーディネートだったりします。なので、どこへ行っても無意識でTシャツを探しているようです。で、ホテルの近くでなかなか良いのを見つけたので何枚か気に入ったのをゲット。生地もしっかりしてて、プリントも良い感じ、タグも凝っててショップのお姉さんも愛想が良くてナイス!だったんですが、帰国して洗濯したら見事にワンサイズ縮んだようで、ピタT仕様になってしまいました。XL買っとけば良かった。。

他、デザイン的には良いなぁと思うものもあったんですが、若干粗い。どうせ僕のような観光客が買うんだから、中途半端にカッコいい系のデザインではなくて、「BANGKOK」とか「国王のイラスト」(国王は、肖像画が街中に飾られていて、国民が大切にして敬っている。お店の中には100%飾ってある)が描かれてたら即買したのにと。。僕だけの感覚でしょうか? でも、この緩く気だるい感じがタイの良い所なのかも知れません。

なんにしても、暑すぎて上着を着るのは断念したのでした。一応、ビジネスシーンもあるのでジャケットは持って行ってたのですが、結局一回も着ませんでした。




ということで、仕事やデザインの話になかなかならないんですが、今回も少し長くなってしまったのでこの辺で。。

また気が向いたら、家具工場での発見やアユタヤの風景、真面目で優しいバンコクの人々のこと、タイのデザインや印刷についての感想など書きたいと思います。パート3を乞うご期待!(本当にあるのか?)

 

f:id:gridGraphic:20150701131203j:plainバンコク高架鉄道スカイトレインBTSアソーク」駅からの夕焼け。

f:id:gridGraphic:20150701131355j:plainスパーブランドが並ぶビル。建設中のビルを見ると、柱が細くてとても高層ビルに登る気がしませんが、タイは地震がないので大丈夫とのこと。

f:id:gridGraphic:20150701131529j:plain国旗、国王を大切にしている様子は見習いたいなぁと思いました。

 

f:id:gridGraphic:20150701131731j:plain2フロア分の高さがあるワインセラー。かなりバブルな匂いがします。平均月収が7〜10万円と聞いていたのですが、ここはカクテル1杯2,000円ほどします。日本だと5〜6,000円の感覚でしょうか。。

 

 

タイ移住マニュアル

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