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デザインの余白

デザイナーの気ままなブログ。デザインのこと、京都のこと、そして気になること。 God is in the Details

喧嘩上等のデザイナー(たぶん、その一)

「時間がない」「予算がない」ということは良くあることと言うか、もうこの業界では常態化しているとさえ言える。バブルの頃を少しだけ知ってる僕としてはあと20年、いやあと10年早く生まれてれば良かったと思うことが良くある。。




まるで子ども扱い(今思えば、子どもなんだけど)

20数年前、僕が担当していた某アパレルメーカーでは年に2回国内ロケをする仕事があったんだけど、カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、ロケーションコーディネーター、デザイナー、クライアント、広告代理店とそれぞれがアシスタントなど同行させるから現場には常に20人以上の人間がいたりした。スチール撮影でこの規模。今では考えられない余裕(笑

当時駆け出しの僕は、ホテルの手配から昼飯、晩飯、打ち上げ、ロケバスの手配と正に「デザインどころの話ではない忙しさ」だった。それでもクライアントに提案した自分のデザインが通り、それを具現化するための撮影なので気合十分、やる気満々で現場に臨んでいた。

でも、朝は全員にモーニングコールして各ホテルまで迎えに行き、昼は弁当の手配。弁当が不味いと怒られたりは日常茶飯事。

現場監督であり最終的なクオリティ管理をするべき責任者はアートディレクターである僕なのにまるでパシリw



カメラマンは東京の当時有名な方々にお願いしていたから、一番優先されるのはそのカメラマンだった。。もうディレクターやデザイナーの言うことなんて聞いてくれなかった。
ま、父親ほどの年齢のカメラマンを上手く使える二十歳そこそこの人間が居たら、それはそれでスゴいと思うけどw


で、クライアントとカメラマンの間に挟まって、エライ目に会うのは僕ということが暫く続いて...  ほんとあの頃は人間力を鍛えられたと思います。。




見る相手を変える

ちっとも話を聞いてくれないカメラマンや、スタイリスト、勝手に流れていく現場から、後にみんなが若造の言うことを聞いてくれるようになったんだな。。二十歳そこそこの俄アートディレクターが一流のプロを仕切っていくってのはもの凄く気持ちのいい事だったんだけど、なんでこうなったかはまた書きたいと思います。
(ここまでで、ちょっと長くなったしねw)

 


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